ADULT FAIRY TAIL Act.3

～３幕
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「ふぇっくしょ！　う～～～」



裸の肩にブラウス１枚羽織っただけでは、さすがにまだ肌寒い季節です。
(……それにお尻も丸出しで、スカートの下はすーすーです)
シャルルの手には、先ほど切り裂かれて、もはや服ではない布しかありません。
これでは、彼女をあたためてあげることは、できませんね。
シャルルも美しい半裸身のまま、少し震える小さな身体を抱き寄せて、ふたりは身を寄せあって、連れ立って自室へと向かっています。



「ぃクシッ、っくしょっ」



マリナちゃん大ピンチ。

バカは風邪を引かない、バカな子ほど可愛い。
日本の有名な２大慣用句が、シャルルの脳裏を過ぎります。

「大丈夫？」

笑みがこみ上げます。
自室に来たシャルルは、真っ先にバスルームへと向かい、猫足の素晴らしいバスタブに湯を張りながら、そんなマリナを振り返りました。
ソファに縮こまり、ブランケットにくるまる彼女はスノーマンの様に可愛かったのですが、せっかくの休暇を駄目にする訳にはいきません。

暖房を仄かにつけ……ふいにシャルルは身をかがめ、マリナのブラウスの襟を広げその首筋に甘く歯を立てました。

驚いて身を硬くするとふ、と濡れた様に輝く青灰の瞳が、じいっと自分を覗き込んでいます。


「な、なによ」


どぎまぎしているとやがて、彼が床のラグに膝を！

珍しく”彼に見上げられながら”不思議に思っていると、彼は切なくなるほど優しい声で



「マリナ、今の君のすべてが見たい……ダメ？」



と囁いたのです。



「…………」



しばらく意味がわからず、きょとんとしていたマリナでしたが、セントラルヒーティングの唸る低音の響く中、ブランケットをちょっと引っ張ったシャルルの仕草で、やっと合点がいきました。




すべてって、　スベテ！！！？　

　　え！？　　　　　　い、今　ここで！！？

→　続きは地下【ラマンデミニュイ】でね///♪

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